2012年5月17日木曜日

超inTokyo!〜イギリス人のデッドエンド

今日は膝のリハビリを兼ねて前々から気になってたドリームプロジェクトをやりに御岳へ。

「超inTokyo!」
エゴイストのシットver.「超エゴイスト」から「inTokyo!」につなげる。




御岳最後のプロジェクトとして知る人ぞ知る(?)課題。
でもinTokyo!のスタートまでのブランクセクションがあり得ないと思ってトライすらしてこなかった。
んで、この前蟹虫登ったあとちょろっと見に来たら、もしかしたら...っていう可能性が見えてしまった。
この瞬間からボルダーとの戦いが始まっていると自分は思う。
自分の場合はふとした時にモヤモヤってそん時やってる課題が頭に浮かぶ。
(常に10課題くらいもやもやリストにいる。)
こいつもその一つに強制リストアップされてしまった。
このモヤモヤリストはその課題を登るまで消えない。

んで、舞がデッドエンドにあるイギリス人のトラバース2級をターゲットに選んだので、ロッキーボルダー→デッドエンドって感じで移動することに。

で、さっそく超inTokyo!やってみた。
登れるイメージは見えてたものの、半端じゃなくムズイ!
完全なる核心のinTokyo!のスタートへの合流部分は自分が浮いてられる限界のカチが4手くらい続く。
少しでも動くと簡単に落ちる。



とんでもない相手と勝負することを選んだのかもしれない。
が、御岳というお金も時間も一番かからないエリア。さらに一緒にクライミングしてくれる奥さんにとっては目標となる課題がたくさんある。
限界を超えれる環境はある。
明らかに限界を超えたこの課題を長期的に打ち込むことに決めた。
今のところ、いつ登れるのかのメドは全くたたない。
グレードは五段じゃきかないんじゃないかなー。
都内で気軽に六段ができる日がくるのかも?!
だが、かつて自分が高校生の時初めて三段というグレードを登らせてくれた蛙は御岳にある。
当時二段も登ったことがなかった自分は課題のカッコよさだけに惹かれて8ヶ月打ち込んで登った。
最初は一手もできないところからのスタートだった。
なんだか原点に戻った感じですごく楽しい。
課題がヤバすぎるだけに、ゆっくり楽しみながら付き合っていこう!
一緒に打ち込んでくれる人も募集中。


お次は舞のP、イギリス人のトラバース。
苦手なトップアウト部分と下降wもすぐに解決!
が、お初グレードだけあって核心部(カンテホールドに飛ばしてからのクロス)に苦戦。
今日は敗退を決めたけど、いい目標が出来て成果あったみたい!
登ったら最高グレードだしね(^^)

自分はその後、
イギリス人のトラバースのリップ手前のガバからデッドエンドに抜けるラインを発見!
リンク部分のオリジナルムーブやってみると外径カチが連続してバランシーでかなり面白い。
何回かでムーブ完成!

「イギリス人のデッドエンド」核心部の外径カチゾーン(足も悪くて不安定!)


こん次にデッドエンドのスタートにガストンで合流する。


もう18:00を過ぎていてなーしゃんの活動限界を迎え始めていたため、ちょいレストしてスタートからつなげる。
が、デッドエンド合流3手前で力尽きる。
どうしても今日登りたい欲求にかられ、10分のインターバルをいただき最終トライ!
でも、だめー。
合流1手前でパンプ落ち!
全23手のこの課題はリハビリにはキツかった。泣
たぶん三段くらい。
次絶対落とす。
勅使河原、デッド左につなげたら四段はあると思う。
もはやラインにすらなってないが岩不毛地帯に住むボルダラーにはありな遊びだ。素晴らしいトレーニングにもなる。
全部やろう!!
舞と近々戻ってくることを誓い、御岳を後にした。

晩ご飯は御岳帰りに定番化してきた東青梅のデニーズで。



帰りの車で爆睡したなーしゃんは帰宅後、夜0:40まで寝なかったー。大泣(最高記録)
ちゃんちゃん。